Shopifyテーマおすすめ集:アパレル・食品・デジタル商品別に無料&有料テーマを比較

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Shopifyストアのテーマ選びに悩んでいませんか?
本記事ではアパレル、食品、デジタル商品の業種別に適したおすすめテーマをご紹介します。無料テーマと有料テーマの両方から厳選し、デザイン性、機能性、表示速度といった評価軸で比較しました。また、日本語対応やモバイル最適化など日本のユーザー視点での使いやすさにも触れ、公式のShopifyテーマストア情報や最新事例を参考に、独自の視点で解説します。テーマ選びのポイントから各業種向けの具体的なテーマ紹介、最後にはまとめとFAQも記載していますので、ぜひ最後までお読みください。


Shopifyテーマ選びのポイント:デザイン・機能・速度をチェック

Shopifyには100種類以上のテーマ(無料・有料)が存在し、自社ストアに合ったテーマ選定は容易ではありません。そこでまず、テーマ選びで注目すべきポイントを押さえましょう。
Shopifyテーマストア

デザイン重視:
テーマのデザインが自社ブランドの世界観や商品イメージにマッチしているかを確認します。特にファッションや食品では、ビジュアルの印象が購買意欲を左右します。例えばアパレルなら最新トレンドを取り入れつつ、商品ディテールが伝わるレイアウトが重要です。商品画像を大きく見せたり、魅力的なフォントや配色でブランドの個性を表現できるテーマが適しています。

機能性重視:
テーマに求める機能も重要です。商品検索、フィルター、クイックビュー、プロモーション表示、ブログ機能など、業種や取り扱い商品によって必要な機能は異なります。たとえば、食品販売ならレシピ紹介や年齢確認ポップアップ、デジタル商品の販売ならダウンロード案内や動画埋め込みなどがあると便利です。有料テーマの中には、これらの便利機能を多数搭載しているものもあり、機能面を強化したい場合に検討するとよいでしょう。

表示速度重視:
ECサイトでは、ページの表示速度がユーザー体験に直結します。表示が遅いとユーザーはすぐに離脱してしまいます。Shopify公式の無料テーマはシンプルで動作が軽く、ストアの表示速度が速い点が魅力です。一方で高機能な有料テーマは、リッチなデザインの反面、表示速度に影響することもありますが、最新テーマは速度テストにも合格しているため、心配する必要はありません。

日本語対応・モバイル最適化:
日本向けストアでは、テーマの日本語対応が必須です。Shopify公式無料テーマは初期状態で日本語に対応しており、管理画面から言語を日本語に切り替えるだけで利用できます。有料テーマはデフォルトが英語の場合が多いため、翻訳アプリを使うか、テーマの言語設定で日本語訳を追加する必要があります。また、すべてのShopifyテーマはレスポンシブデザインで、PCとスマホ両方に対応しているので、モバイルユーザーの体験も安心です。


アパレル(ファッション)向けおすすめShopifyテーマ

アパレル業界のECサイトでは、ブランドイメージに合ったおしゃれなデザインと、大きな商品画像で服の質感やディテールを伝えるレイアウトが重要です。ここでは、アパレル向けにおすすめの無料テーマと有料テーマをご紹介します。

Dawn(無料テーマ)


DawnはShopify公式が提供する無料テーマで、アパレルブランド向けに開発された汎用性の高いデザインが特徴です。シンプルでモダンなレイアウトながら、ファーストビューで大きなフルスクリーン画像を表示でき、商品ビジュアルを効果的にアピールできます。Dawnはレスポンシブ対応で、ブラウザやデバイスに合わせて画像サイズを自動最適化します。さらに、初期状態から日本語に切り替え可能なので、日本のショップオーナーにも扱いやすいテーマです。

ポイント:
Dawnは「まずはこれから選べ!」と言われるほど人気の無料テーマで、初心者から大規模ストアまで幅広く支持されています。セットアップが簡単で、特別なコーディング不要でおしゃれなストアをすぐ構築できるため、まずは無料テーマで始めたい方におすすめです。

Impulse(有料テーマ)


Impulseは、Archetype社が提供する有料テーマで、ファッション系ショップに人気の高機能テーマです。価格は約$400 USDですが、デザイン性と機能性の両面で非常に充実しています。Impulseは、セールや新商品の告知に最適なバナー、ポップアップ、クイックビュー機能など、売上アップにつながる豊富なプロモーション機能を標準搭載しています。デザイン面では、洗練されたモダンなレイアウトとアニメーション効果があり、高級ブティックのような雰囲気を演出できます。Impulseは豊富なセクションテンプレートを備え、カスタマイズの柔軟性も抜群です。

ポイント:
Impulseは、機能のデパートのようなテーマで、豊富なセクションと機能を駆使して他店との差別化を図りたいアパレル事業者に向いています。一方で機能盛りだくさんな分、表示速度はDawnなどのミニマルテーマよりやや重い傾向がありますが、最新アップデートにより十分最適化されています。

※同じArchetype社のPrestigeも、高級ブランド向けのエレガントなデザインが魅力のテーマです。Prestigeは30以上のセクションを備え、富裕層向けアパレルやハイブランド商材に適しています。デザイン重視でブランドの高級感を演出したい場合には、Prestigeも検討してください。


食品(フード・ドリンク)向けおすすめShopifyテーマ

食品・飲料系のオンラインストアでは、商品の美味しさや新鮮さを伝えるビジュアルと、ブランドの世界観に合ったデザインが重要です。ここでは、食品向けにおすすめの無料テーマと有料テーマをご紹介します。

Taste(無料テーマ)


TasteはShopify公式が提供する無料テーマで、食品・飲料向けに設計されたテンプレートです。白や薄い色を基調としたシンプルな背景に、大きな見出しと高コントラストの配色を組み合わせ、商品の美味しさや鮮度を引き立てるデザインが特徴です。余白を活かしたクリーンなレイアウトは、食品写真が映えやすく、スイーツから食材まで幅広いジャンルに対応します。Tasteは初期状態で日本語表示が可能で、管理画面から簡単に言語を切り替えることができます。さらに、ページ表示速度が速く、ユーザーにストレスを与えません。

ポイント:
Tasteは、万人向けの食品テーマとしておすすめで、シンプルながらも洗練されたデザインが特徴です。初期費用を抑えつつ、商品の魅力を最大限に伝えることができます。

Local(有料テーマ)


Localは、食品業界に特化して設計された有料テーマで、価格は約$360 USDです。有名テーマ開発会社Krown Themesによるもので、グローサリーやオーガニックショップ、レストランのオンラインストアに幅広く利用されています。Localは、素材情報やアレルゲン表示、クロスセル表示、ワンクリックで買えるクイック購入ボタン、年齢確認ポップアップなど、食品ビジネス向けの便利機能が充実しています。さらに、イベントカレンダー機能で試食会やセール予告を告知したり、店舗受け取り対応や地域別配送情報表示など、実店舗との連携機能も備えています。デザイン面では、食品の魅力を引き出すギャラリーや動画セクション、大きなヒーローヘッダーが用意され、複数のスタイルから選択可能です。

ポイント:
Localは、食品専門店のための総合テーマと言える存在で、実店舗を運営する食品事業者やオンライン接客を強化したい方に最適です。有料テーマですが、豊富な機能で差別化を図ることができ、視覚的な要素も充実しています。日本語対応は自前の翻訳が必要ですが、機能面での強みは大きいです。


デジタル商品(コンテンツ販売)向けおすすめShopifyテーマ

電子書籍、音楽、ソフトウェア、オンライン講座など、デジタルコンテンツを販売するストアでは、シンプルで分かりやすいレイアウトと、コンテンツの魅力をしっかり伝えるデザインが求められます。ここでは、デジタル商品向けに適した無料テーマと有料テーマを紹介します。

Origin(無料テーマ)


Originは、Shopify公式が提供する無料テーマの一つで、もともとはハンドメイド雑貨やアクセサリーなど少量の商品向けに設計されています。シンプルで洗練された見せ方が特徴で、扱う商品点数が少ないデジタルコンテンツ販売にも応用しやすいテーマです。トップページでは商品のストーリーや特徴をしっかり紹介できるセクション構成になっており、例えば1冊の電子書籍や数点のデジタルアートを販売する場合でも、コンテンツの魅力を丁寧に伝えることができます。デザインはミニマルで、過度な装飾がなく、ページ表示速度も非常に速いです。日本語翻訳にも対応しており、ボタン文言やエラーメッセージも日本語化が可能です。

ポイント:
Originは、シンプルで軽量なデザインが特徴の無料テーマです。デジタル商品は、実物ではなく内容が大切なので、余計な装飾がなくユーザーが情報に集中できる点が大きな魅力です。

Futurer(有料テーマ)


Futurerは、Xotiny社が提供する先進的な有料テーマで、価格は約$320 USDです。Futurerは、デジタル商品の販売に特化しており、ダウンロード販売機能や限定販売機能に加え、カウントダウンタイマー、在庫カウンター、クロスセル、プロモーションバナーなど、マーケティング支援機能が豊富です。デザイン面では、洗練されたモダンなスタイルで、アニメーション効果やスライドショー、動画埋め込み機能など、リッチコンテンツを効果的に表現できます。設定もシンプルで、クイック設定機能により初心者でも扱いやすいのが特長です。サポート体制も充実しており、購入後のアップデートも無料で提供されるため、長期的に安心して利用できます。

ポイント:
Futurerは、デジタルコンテンツ販売を本格的に拡大したい場合に最適なハイエンドテーマです。豊富な機能と柔軟なカスタマイズ性により、オンライン講座サイトやデジタル素材集など、さまざまな用途に対応できます。


デザイン・機能・速度で見るおすすめテーマ比較表

下記は、各テーマの評価をデザイン性、機能性、表示速度の観点でざっくり比較した表です。各評価アイコンは、◎=特に優れている、◯=優れている、△=標準的とします。

テーマ名 料金 デザイン性 機能性 表示速度
Dawn (アパレル向け) 無料 ◯(洗練されたミニマル) △(基本的な機能のみ) ◎(高速表示)
Impulse (アパレル向け) 有料 ($400) ◎(おしゃれで柔軟) ◎(販促機能が豊富) ◯(最適化済み)
Taste (食品向け) 無料 ◯(シンプルで清潔感) △(必要最低限の機能) ◎(軽量で速い)
Local (食品向け) 有料 ($360) ◯(実店舗風で親しみやすい) ◎(食品特化の機能満載) ◯(比較的良好)
Origin (デジタル向け) 無料 ◯(シンプルで情報重視) △(カタログ小向け) ◎(非常に速い)
Futurer (デジタル向け) 有料 ($320) ◎(モダンで動きのある) ◎(あらゆる機能を網羅) ◯(機能多でも合格)

※無料テーマは初期から日本語利用可。有料テーマは日本語未対応の場合が多いため、翻訳アプリの利用が必要な場合があります。表示速度はテーマ自体の傾向であり、実際の速度は画像やアプリの利用状況にも左右されます。


まとめ:自社ストアにベストなテーマを選ぼう

Shopifyには多種多様なテーマがあり、それぞれ得意分野や特徴が異なります。本記事では、アパレル、食品、デジタル商品の3業種に分けておすすめテーマを紹介し、デザイン性、機能性、表示速度の観点で比較しました。

  • アパレル向け:
    無料テーマのDawnはシンプルかつ高速で初心者に最適。有料テーマImpulseやPrestigeは、デザイン・機能共に充実し、高級感のあるブランド演出が可能です。

  • 食品向け:
    無料テーマTasteはシンプルで使いやすく、Craveはポップな印象で差別化が図れます。有料テーマLocalは、食品特化の機能が豊富で実店舗との連携にも強みがあります。

  • デジタル商品向け:
    無料テーマOriginはシンプルで情報に集中できるため、小規模な販売に適しています。有料テーマFuturerは、豊富なマーケティング機能を持ち、拡張性に優れるため、本格的なデジタル商品販売に最適です。

また、各テーマの日本語対応やモバイル最適化も重要なポイントです。無料テーマは初期状態から日本語対応可能で、国内向けに使いやすい一方、有料テーマは翻訳作業が必要な場合があります。テーマは、実際にプレビューや無料試用で確認し、自社のブランドや商品に最適なものを選ぶことが成功への第一歩です。


よくある質問(FAQ)

Q1. Shopifyの無料テーマと有料テーマ、どちらを選ぶべき?
A1. 予算と求める機能次第です。無料テーマは初期費用を抑えつつ基本機能でストアを素早く立ち上げられます。一方、有料テーマは高度なデザインや特殊な機能を備えており、ショップの差別化やマーケティング強化に役立ちます。

Q2. テーマは後から変更できますか?
A2. はい、Shopifyではテーマを後から別のものに変更可能です。ただし、レイアウトや機能構成が変わるため、再度カスタマイズや設定が必要になる場合があります。

Q3. 日本語未対応の海外製テーマを日本語化する方法は?
A3. Shopify公式翻訳アプリ「Translate & Adapt」を利用するか、テーマの言語設定から自分で日本語訳を追加する方法があります。

Q4. テーマ選びではデザインと機能、どちらを優先すべき?
A4. 両方とも重要ですが、自社のブランドや販売する商品の特徴に合わせて選ぶと良いです。ブランディングを重視するならデザイン性、EC機能を強化したいなら機能性を重視し、ユーザー目線で使いやすさを考慮しましょう。

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